離乳食初期におすすめな食材や適正量などの疑問を保育園の栄養士さんに質問して見た✨
Contents
月齢によって異なるたくさんの離乳食の悩み
- なかなか食べてくれない
- 口に入れても吐き出してしまう
- 2回食、3回食っていつから?
- メニューがマンネリ化してしまう
- 離乳食を作る時間がない
- ミルクと離乳食の比率が難しい
- 1回の離乳食の量がわからない
- 歯が生えてきたのに噛まずに飲み込んでしまう
- アレルギーが出てしまった!
2回食っていつから?👀量や1日のスケジュールが知りたい💡
離乳食を初めて1ヶ月経って、やっとお粥作りに少し慣れてきたのに、もう2回食に進まないといけないの??裏ごし人参はあげても吐き出しちゃうし、せっかく作った離乳食を殆ど捨てる時はイライラしちゃうこともある。
5・6ヶ月頃から離乳食の開始→1ヶ月後から1日2回という目安が本やインターネットには多く載っています。
しかし、実際には赤ちゃんによって離乳食の進みはバラバラ!
大切なのはその子にあったスピードで進めてあげること♪
この時期の栄養は母乳やミルクから十分に足りています。
離乳食は“飲み込む練習”&“食べる楽しさを知る”ということが目的だということを忘れないでね。
怖い顔をして無理やり食べさせては逆効果!楽しく食事をする習慣がつくことはとても大切♪
初期(5・6ヶ月頃)から食べてOKな食品ってどんなもの?💡
離乳食の初期(5〜6ヶ月)の時に食べさせて大丈夫な食品と、量、回数などの目安の説明です♫
参考にして見てくださいね✨
⒈穀類(炭水化物)
10倍がゆを炊いて、米粒を丁寧にすり潰す。慣れてきたら、少しずつ潰し方を荒くする
茹でて潰して、茹で汁で少しゆるめる
細かくちぎった食パンに、育児用ミルクなどを加えて加熱してパンがゆにする。冷凍した食パンをすりおろして使うとより滑らかになる!
パンには三代アレルゲン「卵・乳・小麦」をしようしていることがあるので、アレルギーが心配な場合は、急いであげずにもっと月齢が経ってからでも大丈夫!
離乳食に慣れてきたら、乾麺(そば不可)を使用できるが、麺類には塩分が多く含まれているので、茹でた後はよく水で洗い、細かく刻んでだし汁で煮こんで柔らかくする
⒉野菜・果物
最初は食べやすくて調理もしやすい、かぼちゃ、かぶ、人参、大根、トマトなどがおすすめ!徐々にほうれん草などの葉物、キャベツ、白菜、玉ねぎ、ブロッコリー(つぼみの部分)も使用していく
りんごなどをすりおろして与える。バナナは新鮮なものをすり潰す。ただし、バナナは糖質を多く含むので、与えすぎに注意する
たんぱく質性食品
豆腐は茹でたものをすり潰す。絹ごし豆腐の方が滑らかになるのでおすすめ。きな粉を使用しても良い。
比較的に脂肪が少なく肉質が柔らかい、味が淡泊な白身魚を使う。しらす干しは湯どうしして塩分を抜いて、すり潰す。
量はどれくらいあげたらいいの?💡
スプーンひとさじから
栄養は母乳や育児用ミルクから摂取なので、離乳食は味見する程度の量で大丈夫
一回食のドロドロのペーストから、ステップアップ!
豆腐くらいの舌で潰せる固さが目安!
全がゆなら 約50〜80g
野菜・果物なら 約20〜30g
魚なら 約10〜15g
肉なら 約10〜15g
豆腐なら 約30〜40g
乳製品なら 約50〜70g
※あくまでも目安なので、子供の食欲や成長・発達に合わせて調整しよう!生活習慣を整えて、同じ時間に食べる習慣を作ろう!
母子手帳の成長曲線のグラフに身長・体重を記入して、成長曲線のカーブにそって伸びていれば大丈夫だバブー!
歯茎で潰せるバナナくらいの固さ
全がゆなら 約90g〜100g
軟飯なら 約80g
野菜・果物なら 約30〜40g
魚なら 約15g
肉なら 約15g
豆腐なら 約45g
卵なら 全卵1/2くらい
乳製品なら 約80g
母乳はまだまだたくさん飲みたいからあげて大丈夫だバブー!
育児用ミルクも1日2〜3回程度飲ませて欲しいバブ!
離乳食がうまく食べられなかった時とかは、無理に食べさせないで大丈夫✨
母乳やミルクを代わりにあげる日があっても問題ないから焦らずにゆっくりと離乳食を進めて行って欲しいバブ!
離乳食初期におすすめの食材!タンパク質を意識的に摂取しよう!
離乳食の初期は、10倍粥から初めていって、慣れてきたら滑らかにすりつぶした、じゃがいもや野菜をあげてみましょう。
野菜類(特に葉物)はアレルギーの心配が少なく、離乳食初期におすすめです。
更に慣れてきたら潰した豆腐や白味魚も試してみましょう!
離乳食初期から中期、後期にかけて、タンパク質を献立に意識して入れてあげるのも大切!
特に「しらす」はDHAやEPA、カリウム、ビタミン、鉄分も含んでいるのでおすすめ!
離乳食初期から使えるしらすのレシピはこちらから✨😊♡
地域の保健所の離乳食相談会に出席した時にも、1才までにタンパク質はたくさんあげた方がいいって言ってた!
乳児期の鉄欠乏は、脳の発達にも影響することがわかっていて、特に9ヶ月以降は鉄分が不足しやすいから赤身の魚、肉、レバー、などを積極的に取り入れた方がいいって保健師さんが言ってたよ〜!
時間がなくて調理ができない時は、ベビーフードのレバーを使うのもおすすめって保健師さんが言ってたバブー!
赤ちゃんの鉄分補給ってどうして大切なの?
生後9ヶ月頃には赤ちゃん体内の貯蔵鉄が減少し、鉄欠乏になる可能性があります。
乳幼児の鉄欠乏は、脳の発達にも影響することがわかっています。
9ヶ月以降は鉄が不足しやすいので、鉄分の多い食材を取り入れたり、育児用ミルクを調理に使うなど工夫をすると良いです。
豚肉・牛肉の赤身・マグロ・カツオの赤身・卵黄・大豆食品・牡蠣・小松菜・ほうれん草・海藻類 など
フォローアップミルクは、母乳または育児用ミルクの代替え品ではなく、牛乳の代用として開発されたミルクです。
牛乳に不足している鉄分・ビタミン・ミネラルなどを多く含んでいるので、離乳食がなかなか進まず、鉄不足が心配な場合におすすめです。
使用する場合は9ヶ月をすぎてからにしましょう。
9ヶ月すぎたからといって無理に母乳や育児用ミルクをやめて、フォローアップミルクに切り替える必要はありません。